こんにちは、みおです。
今回は未使用トイレの水位についてお話をします。
「長期間使っていないトイレから異臭がする!」「便器に溜まっているはずの水がない!」など、久しぶりに使おうとしたトイレで驚いた経験はありませんか?我が家も滅多に使わないトイレでこの現象が発生し、慌てて対処法を調べました。
長い間使っていないトイレの水がなくなる理由はなぜでしょう?その原因と対処法を解説します。
未使用トイレの封水がなくなる原因と対処法
便器の中に常時溜まっている水を”封水”と呼びます。封水は、排水管に溜まった悪臭が便器の外に広がらないよう遮断する役割を持っています。しかし何らかの理由で封水がなくなった場合、下水の激しい汚臭が外へあふれ出てきてしまうため注意が必要です。
我が家では汚臭だけでなく、排水溝の汚れと思われる黒いブツブツがフタの裏側や便器に大量に付着していました( ;∀;)
原因
長期間使っていないトイレの場合、蒸発が原因で封水がなくなっている可能性が高いです。封水はトイレのフタを閉じている状態でも、1日におよそ1mm程度は蒸発すると言われています。季節により多少のズレはありますが、1ヶ月ほどで封水はすべて蒸発するようです。
そのため、『普段使わないトイレが自宅にある・別荘を所有している・長期の出張に出る』など水を流さない環境にある方は、封水切れを意識しておく必要があるでしょう。
対処法
封水切れの一番簡単な対処方法は、トイレの水を流したあとコップ1杯の水をゆっくりと足すことです。これにより封水の量が増えるため、蒸発するまでに有する時間を延長できます。
コップの水をつぎ足すのが面倒な場合は、2週間に1度程度の割合で水を流すのが有効的。どちらの場合も”封水が蒸発する前に水を増やす”ことがポイントです。
封水の蒸発を防ぐ商品もある
マメに水を流すのが億劫な方や家を長期間不在にする方は、”特殊蒸発防止剤”という商品の使用がおすすめです。
この商品を封水に流し込むことで、蒸発現象を6ヵ月ほど防止できます。
環境に優しく人体に悪影響を及ぼさない特殊蒸発防止剤は多く発売されているため、安心して使用できる点も魅力でしょう。
未使用トイレの封水が減る理由と対処法まとめ
この記事では、使っていないトイレの水がなくなる原因と対処法をご紹介しました。トイレの水を流さずに放置すると、1ヶ月程度で封水は蒸発してしまいます。そのため、「未使用トイレがある」「別荘を保有している」「長期の出張に出る」といった場合、期間に合った対処を行いましょう。
滅多に訪れない別荘の場合、”特殊蒸発防止剤”という商品の使用により6ヶ月ほど封水の蒸発を防ぐことも可能です。ツライ汚臭を経験する前に、適切な対応方法の検討をおすすめします。