こんにちは、みお(@miocatebig)です。
今回は、在宅ワーカー特有の人間関係のお話をします。
Webライターとして企業から仕事をいただいている立場の筆者。取引先企業とはメールでのやり取りしかしておらず、担当さんの顔も声もうかがい知れません。そのため、会社に勤務している時とは異なる人間関係のストレスが存在します。
自分が気にしすぎているだけだと頭ではわかっていても、気持ちがついていかず気苦労も絶えません。そこでこの記事では、個人で仕事を請け負う在宅ワーカーの筆者が抱える、人間関係の不安についてお話します。
意思疎通はメールのみ
企業に所属した上で在宅勤務を行う会社員の場合、勤務先の上司や同僚と対面で会話を行う機会もあるでしょう。一方で、個人事業主として仕事を請け負う筆者の場合、企業側との連絡手段はメール一択です。
つまり、担当者の人柄や雰囲気を読み取る手段は文面しかありません。しかし文章って冷たい印象を受けやすく、結果的に相手の感情が読み取れず無駄に気を回してしまう頻度も高いです。
個人事業主のWebライターには、HSP気質を持つ人も目立ちます。「Webライターは人間関係のイザコザがなくてHPSに向いている」という話も聞きますが、筆者が抱く印象は、「他人からの評価を気にするHSPにとって、この働き方は不向きなのでは?」というものです。
向き不向きは人によって違うでしょう。だからこそ、在宅ワークに興味がある方は抱える可能性がある不安について知っておくことが重要です。
在宅勤務で抱える不安3選
仕事を請け負う上で、筆者が抱える不安は3つです。どれも人によっては気にしないものばかり。しかし、筆者にとっては眠れなくなるほどのストレスにもなり得ます。
どう思われているか気になる
強度のHSPである筆者は、日常生活において他者からの評価を気にして悩むことが多いです。そのため、相手の感情が判断しにくいメールでのやり取りには、大きな不安を抱えてしまいます。
「こんな細かいことで質問したら面倒だと思われるだろうか」「このメールにお礼の返信をしたら仕事の邪魔だろうか」など、相手へメールを送信する際も一筋縄ではいきません。意を決してメールをしたあとで、「この表現で相手に誤解を与えていないだろうか」「この文面はもっとこうすればよかったかもしれない」と後悔することもあります。
聞きたいことは聞く!伝えたいことは伝える!と自分軸で考えられる人であれば何とも感じないであろうことも、筆者にとってはストレスになるのです。
納品物の質が気になる
Webライターとして複数の会社と契約をしていると、企業ごとにさまざまな対応が見られます。「質の良い記事をありがとうございました!」等、納品のたびに感想を添えてくれる企業がある一方、「受領しました」という事務的な返信しか来ないケースも多いです。
そのため、「本当に相手が満足する記事が書けたのか」と不安になる頻度も高く、納品してから受領の連絡が来るまでは毎回不安でいっぱいになります。ダメ出しがあるわけではないので、気にすることではないのでしょう。しかし、一言だけでも感想を添えてほしいのが本音です。
他のライターが気になる
筆者は明確に「これで問題なし!」と提示してもらえない事柄に不安を覚えます。たとえばメルカリで不要品を出品する場合も、”誰かに一連の流れの見本を見せてもらう・自分の作業に問題ないことを証明してもらう”などしないと不安です。
企業に勤務していれば、先輩や同僚の仕事を参考に基準を知ることができるでしょう。しかし個人事業主の在宅ワーカーは、周囲の様子をうかがうことができません。そのため、自分と同じく仕事を請け負うライターさんがどうしているのか、筆者はとても気になります。
「ほかのライターさんはこのメールに返信しているのか」「どの程度のクオリティで納品しているのか」など、答えが見えず不安を抱えることが多いです。
不安は解消できるのか?
上記でご紹介したとおり、HSP気質の筆者にとって在宅ワークは不安の塊です。しかしこれは自分自身の問題であるため、取引先を変えたり環境を変えたりしても改善できない問題と言えます。そのため、筆者自身の考え方を、自分軸に修正する努力を継続中です。
現在はユーキャンで生活心理学を学んでおり、人間関係やストレスとの向き合い方を身につけています。また、評価が高いメンタル関連の本を購入し、「前向きに考える」と自己暗示を行うことも多々。
不安をすべて解消するのは難しいかもしれません。しかし、不安を取り除く努力は積極的に行うべきだと考えています。
在宅ワーカーが抱える人間関係の不安まとめ
この記事では、HSP気質の在宅ワーカーが抱える人間関係の不安についてお話しました。在宅ワーカーと言えど、人間関係の悩みが少ないわけではありません。
筆者は再婚をきっかけに、仕事が見つかりにくいエリアに引っ越しをしました。長年お付き合いのあった派遣会社からは、「そのエリアで仕事探しは厳しいです」と言われる始末。そのためやむを得ずWebライターを選択しましたが、自分には会社員として同僚に合わせながら働くスタイルのほうが適していると考えています。
それでも生活するためには仕事が必要です。今後も個人事業主を続けていく以上、「考えすぎ」という自覚を持ち、ストレスを上手に受け流せる考え方を模索していこうと思います。