【自己肯定感の低いあなたへ】自分を許す考え方

みお

こんにちは、みおです。
今回は自分を許す考え方についてお話をします。

「たまには自分を許してあげましょう」そう言われて、あなたはどう感じますか?頭の中が「???」となった方には、残念ですが今回の記事はお役に立ちません。逆に「許せるものなら許したい」と感じた方がいらっしゃったら、この記事をぜひ最後まで読んでみてください。

今回のお話は、自己肯定感が低く自分を責めてしまう私が衝撃を受けた、とある同僚との会話についてです。読んでいるうちに「世の中にはこうゆう考えの人もいるのか」「こう考えられたら少しはラクになれるかもしれない」と、気持ちが軽くなりますよ。

目次

「自分を許すって意味わかる?」

「自分を許すって意味、わかる?」

これは7年ほど前、会社員として働いていた私が同僚女性に問われた言葉です。この言葉を聞いた時、私のように自己肯定が低い方なら「そんなのわかるでしょ」「許せなくて辛いよ」などと思うのではないでしょうか。しかしそう感じるのは、我々のように自己肯定感の低さで悩む、一握りの存在なのです。

自分を許せない思考

では実際に「自分を許せない」とはどういうことでしょうか。自分を許せないと感じるシチュエーションを挙げてみます。

  • 「他人が簡単にできることが自分にはできない」と思い悩む
  • 誰かを傷つける発言をして後悔する(思い込みの場合も含む)
  • 勤務先など集団の中で貢献できていないと感じる
  • ミスをして周囲の人に迷惑をかけてしまった

などが思い浮かびますね。

自分が許せないと考える人は「やっぱり自分ってダメだなぁ」なんて思考になり、自分を責めてしまうのです。

『自分を許す』とは?

逆に「自分を許す」という言葉の意味がわからない人の場合、そもそも前述したような、自分を責めるという思考になりにくいようです。

それに気づいたのが、7年前の同僚女性との会話でした。「自分を許すって意味、わかる?」私にそんな疑問を投げた彼女のセリフの全文はこうです。

「ヨガの先生が毎回最後に少し話をするんだけどさ。『たまには自分を許してあげましょう』って言うの。周りの生徒さんは頷いてたんだけど、私ぜんぜん意味がわからなくて。何言ってんの?ってなって。自分を許すって意味、わかる?」

自己肯定感がとにかく低い私にとって、彼女の言葉は衝撃でした。なぜなら私には

  • 過去に自分が発した言葉
  • 自分がしてしまった行動
  • 自分の性格

など、とにかく許せない部分が山のようにあるからです。しかし同じ部署で毎日顔を合わせている同年代の同僚女性が、「私ぜんぜん意味がわからなくて」と言う。私の脳内こそ「どういうこと?」な状態でした。

だから私は逆に聞いたんです。

「ほかの人と比べて、自分はここが欠けてるなぁとか、これがダメだなぁとか思うことない?自分の言動で誰かを傷つけたとしたら、それを後悔して自分を責めたりしない?たぶんヨガの先生はそういうことを言ってるんだと思うけど……」

この質問に対し彼女が返してきたセリフは、私にさらなる衝撃を与えることになります。しかしそれは逆に、自分を責めたり自分を許せなかったりする、自己肯定感の低い人に向けてのヒントになる言葉でした。

自分を責めない人の思考

私の質問に対し、同僚女性は言いました。

「人と比べること?ないな~。だって、欠けてる部分は他の人に補ってもらえばいいじゃない。それが自分だし。私ができないことは他の人がやってくれるし、他の人ができないことは私がやるよ。後悔して自分を責めること?う~ん。すぐ忘れちゃうから覚えてないんだよね」

自己肯定感の低いみなさま。これを聞いてどう思いますか?他の人に補ってもらえばいい?すぐ忘れちゃう?信じられませんよね。私だったら自分ができないことを同僚が代わりにやってくれたら申し訳ない気持ちでいっぱいになりますし、誰かを傷つけた可能性があったら、たとえ勘違いでも一晩中ずっと悩みます。自分でも考えすぎだと思うけれど、思考が勝手にそういう方向に向かってしまうのです。

しかし世の中には、彼女のような割り切った考え方のできる人がいます。しかもその割合は、思った以上に多いのかもしれません。40年生きてきた私は、そう感じています。

自分にも優しさを持とう

自己肯定感の低い方からすれば、この同僚女性の思考は極端かもしれません。

それでもこんな風に、

  • 人と比べない
  • 悩み過ぎない

点を意識すれば、少しは気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

しかも彼女の「他の人ができないことは私がやるよ」という精神もステキだと思いませんか?彼女の言葉は生きやすくなるためのヒントです。相手にしっかりと敬意を払いながら、お互いがお互いを補っていく。その上で、少しだけ自分にも優しくしてあげる。こんな考え方ができるようになれば、今よりずっと生きやすくなる気がします。

私も誰かに何かをやってもらって申し訳ないと感じた時は、彼女のこの言葉を繰り返し思い出すのです。人と比べても何も生まれません。自分ができること、自分だからできることを見つめながら、自分を許してあげてください。

自分を許す考え方まとめ

同僚女性の「それが自分だし」という言葉。これこそ自己肯定感の低い人の核心をついている部分だと思います。

人と比べて自分を責めてしまったとしても、過去の言動を悔やんでしまったとしても、それが自分なのです。できない自分を責めるのではなく、補い合える関係に喜びを感じられたら幸せではないですか?

あなたはあなたです。自分を許し、他人に向ける優しさのうち1割でも自分自身に使ってみてください。自分を責める気持ちが減り、生きることがラクに感じられますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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