居場所がない!人に囲まれていても孤独を感じる心理とは

みお

こんにちは、みお(@miocatebig)です。
今回は”自分の居場所”についてのお話をします。

人は生きる上で、家庭や会社、学校など集団の中に身を置かなければいけません。しかしたくさんの人に囲まれていても、「自分には居場所がない」と感じるケースもあるでしょう。そこでこの記事では、筆者の経験談を踏まえた上で、居場所がないと感じてしまう心理と対策を考えていきます。

目次

居場所がないと感じる理由

人はどうして「自分には居場所がない」と感じるのか。ここでは、大きくわけて4つの理由をご紹介します。

自己肯定感が低い

「自分といても他の人が楽しくなさそう」と考えた場合、居場所のなさを感じます。相手が明らかに楽しそうにしていれば別ですが、会話が途切れたり盛り上がりに欠けたりすれば不安は膨らむばかりです。

また、自分よりも周囲の人のほうが他者から好かれているように感じ、「自分はツマラナイ人間だ」などと卑屈な思考に陥るケースも。その結果、集団に属していても居場所を感じることができません。

考え方が他人軸

思考が他人軸になると、自分がやりたいことを素直に主張できません。仲の良い友人相手でも、相手の行きたい場所・食べたいもの・やりたいことを優先する傾向です。

この思考のせいで、何をするにも主導は他人。自分の思うように行動できず、居心地の悪さと居場所のなさを感じてしまいます

本音が言えない

常に他人の顔色をうかがい、本音を隠してしまうケースも目立ちます。また、「考えすぎ」「みんな同じ」「真面目過ぎ」などと指摘されることが多い場合、「本当の自分は誰にもわかってもらえない」という心理が働いてしまう点も本音が言えない理由の1つでしょう。

理解者がいないと考えてしまうと、心から他人を信頼できず自分から相手と距離を取るきっかけにもなります。その結果、居場所を失う可能性が高いです。

会話に入れない

流行や芸能、美容、アウトドアなどに興味のない筆者は、女性同士の他愛のない会話についていかれない瞬間が多々あります。そもそも雑談が苦手なHSP気質をもっているため、複数人で行われる結論のない会話が苦手です。

ゲームの話や恋バナであれば問題ありませんが、この年になると子どもに関する話も増えるため、疎外感を感じる場面も多数。「共通の話題を提供できない自分はこの場に必要のない存在だ」と、蚊帳の外に放り出された気持ちになります。

居場所がないと感じる原因は?

居場所がないと感じる場面を振りかえってみると、原因は自分自身にあることが見えてきます。自己肯定感が低く劣等感を抱きやすい人は、「自分は必要とされていない」「わかってくれる人はいない」などと勝手な感情を抱き、殻にこもってしまう傾向です。

逆に、他人からの評価を気にしない人であれば、どのような状況に置かれても「居場所がない」とは感じないでしょう。つまり居場所がないと感じる原因は、勘違いや思い込み、考えすぎといった自分自身の心の影響が大きいと言えます。

居場所がないと感じたときの対処法

ここからは、居場所がないと感じてしまう場合の対処法をご紹介します。

他人と比べない

他人と自分を比べてしまうと、「自分は劣っている」という思考に陥る危険性があります。この思考は、他人に対して引け目を感じるきっかけです。その結果、「ここは自分の居場所ではない」と考えてしまうケースもあるでしょう。

しかし自分は自分です。劣等感が膨らんでしまうと「自分は不要な存在だ」という考えにシフトしてしまうため、素直に他者をリスペクトし、比較しないよう心掛けるのが居場所を探す際のポイントと言えます。

自分の考えを伝える

「自分を理解してくれる人はいない」というような卑屈な感情がうごめいている場合、しっかりと自分の気持ちを伝えることも重要です。他人の顔色をうかがい過度に気を遣っているだけでは、自分の気持ちや考えは相手に伝わりません。そのため、まずは自分の意思を言葉にして伝えましょう。

自ら発信しコミュニケーションをとることで、お互いの理解度は自然と深まります。自分が相手を理解し、相手に自分を理解してもらうことで、「誰も自分をわかってくれない」という思考に陥るのを防ぐことが可能です。

聞き役に徹する

大抵の場合、人は自分自身の話を誰かに聞いてほしいものです。そのため、こちらから無理に話題を提供できなくても、聞き上手であれば人が寄って来る可能性があります。

口下手で会話が苦手な場合、無理やり話題を提供しようと意気込まなくてOK。笑顔で聞き役に徹することで、自分を受け入れてくれる相手が見つけられます。

距離を置く

その場所(グループ)から距離を置き、孤独感や疎外感を感じる時間を減らすのも対処法のひとつです。学校や勤務先など、どうしても所属しなければいけない場面を除き、居心地の悪い場所からは自ら逃げるのがおすすめ。筆者もこれまで、学生時代の友人や元勤務先の同僚など、たくさんの人との縁を切ってきました。

自分が付き合う相手は、一緒にいて居心地の良い人だけで十分。心の内をさらけ出せる相手とだけ付き合っていれば良いのです。

卑屈にならない

自分の中の劣等感を排除できれば、居場所がないと感じる頻度の低下につながります。しかし卑屈にならないためには、今の自分に自信を持ち、ネガティブな思考を排除しなければいけません。それが簡単にできれば、誰も苦労はしていないわけで……。

そのため、一歩一歩成長できるよう、少しずつ考え方を変える努力が必要です。筆者も現在、数年前に購入した本を読み直しており、思考の改善に尽力しています。

居場所がない!人に囲まれていても孤独を感じる心理まとめ

この記事では、居場所がないと感じてしまう人の心理と対策をご紹介しました。明らかないじめや嫌がらせを受けているのではない場合、居場所がないと感じる理由はあなた自身にあるかもしれません。そのため、まずは自分を見つめ直す時間を作るのがおすすめ。

当ブログの読者さまは筆者と同じく”生きづらさ”を感じている方も多いでしょう。すぐに変わるのは難しくても、着実に一歩ずつ前進できれば良いですね♪

最後までお読みいただきありがとうございました!
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