HSPはカミングアウトするべき?家族や友人にHSPを伝えた私の結論

みお

こんにちは、みおです。
今回は、HSPのカミングアウトについてお話します。

HSPをカミングアウトされて困っている方はこちらの記事をどうぞ↓

HSPを自覚すると、「周囲にHSPをカミングアウトするべきか」という疑問が生じることもあるでしょう。

2019年に自身のHSPに気づいた私は「伝えれば生きやすくなるのでは」という期待から、夫や一部の友人にHSP気質であることを伝えました。その結果気づいたのは、”HSPのカミングアウトは、理由や相手、伝え方に細心の注意を払わなければならない”ということ。

この記事では、HSPを公表すべきか悩んでいる方に向け、私の経験をもとに個人の見解をお話します。

目次

HSPは伝えるべきか

実際にHSPをカミングアウトするとどうなるのか。こちらで私の経験と知識を基にお話するので、ひとつの目安としてご覧ください。

HSPは伝えるべきではない

夫や一部の友人にカミングアウトした私の結論は、”伝えるべきではない”です。もちろん、カミングアウトして良い方向に向かうケースもあるでしょう。しかし残念な結果に終わったり、まったく受け止めてもらえなかったりして「言わなければよかった」と感じるケースは多いです。

私はHSPだと気づいた当初、一部の友だち限定でFacebookにHSPだと記述したことがあります。結果、反応はほぼゼロ。1人だけ「私も軽度のHSPだった!」とLINEをくれた元同僚女性がいましたが、それはあくまでも例外です

基本的には「HSP?なんかよくわかんないこと言ってるな」程度にしか捉えられません。それどころか、腫れ物に触るような対応をされてしまうケースもあるでしょう。

理解してもらえない

HSPの原因は”脳”です。脳が些細な刺激に強く反応してしまったり、不安を感じるホルモンが分泌されやすかったりする結果として”敏感”な気質となります。

しかし残念ながら、この感覚は人から理解されにくいです。考えて考えて考え抜いて、意を決して伝えても、「そうなんだ~」の一言で流されてしまう事例もあります。

HSPに対するイメージ

私がHSPを伝えるべきではないと結論付けた理由のひとつに、世間のHSPに対するイメージがあります。最近ではテレビなどのメディアでもHSPが取り上げられる頻度が上がりました。ロンドンブーツの淳さんがHSPを公表したことで、一時期話題にもなりましたからね。

しかしネットを見ていると、HSPはめんどくさい・HSPは甘えだ・HSPだとカミングアウトされても困るなど、非難されるケースも多くあります。これは一部メディアのHSPの伝え方に問題があるのではないか?と私は感じていますが、とにかく世間の目は厳しいです。

「結局甘えでしょ?」などと言われてしまえば傷つきますし、自己肯定感の低いHSPはさらに自分を責めることになるでしょう。

近しい人にも理解されない

自分にとって最も近しい人と言えば、家族や恋人です。私は夫にHSPだと伝えていますが、どれほど身近な存在でもHSPを理解してもらうのは難しいと感じました。

実際に夫からは「誰でも多かれ少なかれそういう面は持ってるでしょ。俺だってあるし」と言われたことがあります。生半可な気持ちでカミングアウトすれば、逆に落胆するでしょう。

伝え方と相手に注意

ここまでは、私の経験をもとにHSPをカミングアウトしない方がいい理由をお話してきました。しかし、HSPを100%カミングアウトすべきではない、と言っているわけではありません。

伝え方や伝える相手さえ間違えなければ、あなたのことを理解し、味方になってくれる人はきっといます。

伝え方

個人的には「私は繊細なの!」強調するのは良くないと思っています。夫の言葉を借りるなら、非HSPだって繊細な人はいるでしょう。

そのため、カミングアウトするのであれば明確な理由を提示するべきです。例えば「小さな音にも敏感に反応してしまうから、足音を小さくしてもらいたい」や、「どんなに仲の良い相手と一緒でも気疲れしやすいから、1人の時間が欲しい」など、”理由””要望”を明確にすることをおすすめします。

それでも「甘えだ」「キミのお願いばかり聞いていられない」などと言う相手であれば、耳栓をするなり自分から距離をとるなり、自己防衛するしかありません。

※余談※

私の場合、ゲーム中に突然大声を上げる夫に対し、同居当初は大きなストレスを感じていました。

HSPは人の感情を自分のものとして受け止めやすいため、他人の負の感情にとても敏感です。対戦ゲーム中に味方批判をする夫の声で不快な気持ちになったり、私までイライラしたりすることも多くありました。しかしいくら夫に「やめてほしい」と頼んでも、収まるのはほんの一瞬だけ。そんな時は自然と愛猫も夫から離れていくので、別の部屋で猫と遊んで気持ちをリセットするなど、自己防衛を行っていました。

しかし、同居生活も2年近くなった現在は”耳栓なしで夫の声をシャットアウト”する技をマスター。自分もゲームに集中したり、妄想で現実世界の音を完全に遮断したりと、新たな自己防衛機能を習得しました(HSPは深い思考で物事を考えられるため妄想も得意)

”変えられるのは自分だけ”です。シンドイと感じた時は、自分で自分を守る手段を編み出しましょう。

伝える相手

『HSPは大抵の場合理解されない』と念頭に置いた上で、伝える相手を自分なりに選択しましょう。非HSPであっても「HSPに寄り添おう」と考えてくれる相手であれば、伝えるメリットはあると思います。

最近では、非HSPの男性がHSPの彼女や奥さんのために、気を付けていること・今後注意したいことなどを動画にしているYouTubeチャンネルも複数目にするようになりました。つまり、非HSPにも「HSPを理解しよう」と考えてくれる人はいるのです。

コメント欄には「うらやましい」「私の彼はHSP否定派」などの意見も数多く寄せられていますから、一般的には理解されない・相手にされない割合のほうが高いことは否めません。しかし「理解ある夫に出会って、生きやすくなった」と言う意見も見受けられるため、伝える相手次第で結果が変わってくるでしょう。

カミングアウトする理由

自分がどうしてHSPをカミングアウトしたいのかを考えてみましょう。ただでさえHSPは「甘え」と捉えられてしまうケースが多いので、自分中心の理由にならないよう注意が必要です。

理解して欲しい

HSP気質を周囲の人に理解してもらうのは難しいです。私も夫にカミングアウトした時は「HSPを理解してもらえれば、結婚生活も今より上手くいくのでは」という期待がありました。しかし、そういった安易な考えでカミングアウトすると、逆に傷つく可能性もあります。HSPは理解されにくため、”理解して欲しい”という気持ちだけで伝えるのはおすすめできません。

また、HSPを理由に自分の希望ばかりを押し付ける人もいるようです。カミングアウトは相手との関係をより良くするための手段ですから、関係が悪化しては意味がありません。あくまでも「私はこういう面が苦手だったり苦痛だったりするから、ここだけはこうしたい」という、理由と結論を伝えましょう。

共感して欲しい

生きづらさを共感してもらいたいのであれば、HSPの仲間を探すのが一番です。

私は自分がHSPだと気づいてから、「あの人はHSPだな」と予想できるようになりました。そういった人と近づけるのであれば、共感者を増やすチャンスです。

また、非HSPであっても相手の立場に立って気づかいをしてくれる人は沢山います。付き合いの長い友人など、心から信頼できる相手ならカミングアウトしてみるのも良いでしょう。

参考:「共感してほしい」「居場所がほしい」と考えている場合、ブログで同じ気持ちを抱える仲間を見つけるのもおすすめです。

HSPのカミングアウトまとめ

今回は、HSPをカミングアウトするか悩んでいる方に向け、私の経験談を踏まえてお話をしました。

カミングアウトをする場合は『すべての人にHSPを理解してもらうことは難しい』と認識した上で行いましょう。伝え方に注意を払い、理由と結論を話します。また、必ずしもHSPという言葉を使って説明する必要はありません。「自分はこういう気質で、だからこうなんだ」という説明でも十分です。

あなたにとって身近な存在の誰かが、良き理解者となってくれることを願います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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