こんにちは、みお(@miocatebig)です。
今回は、高校の友人からディスられた時のお話をします。
子どもの頃からゲームが大好きだった筆者。1人目の夫との離婚をきっかけにゲーマー度合は加速し、再婚相手を探す際も、”ゲームが趣味の人”という条件を付けました。
しかし、世間一般的に”ゲームばかりのアラフォー子なし女性(しかもバツイチ)”が、良いイメージを持たれないのも事実でしょう。おかげで今の夫と再婚する以前、私は高校時代の友人からゲーマーの自分をサラッとディスられ、盛大に落ち込んだ経験があります。この記事は、そんな過去の記憶を掘り下げたものです。
バツイチアラフォー子なし女性でも1人で生きられることに気づいた、筆者のぼやきはこちら↓
友人から投げられた言葉
32歳で離婚して以来、筆者は聞きたくもない言葉を周囲から投げられる頻度が増えました。独身女性や子なし女性は、同じような経験をした(している)方も多いのではないでしょうか?
婚活は?
アラフォー・独身・子なしともなれば、周囲から「婚活は?」と聞かれるケースも多いです。離婚してから再婚までの約6年、筆者もその類の言葉をたくさん聞かされました。
そんな時の返事は決まって「1人がラクだから」。相手が腑に落ちない顔をしていても、その答えで統一していました。
1人で何してるの?
「婚活は?」の質問に「1人がラクだから」と答えると、かなりの確率で相手は追撃をしてきます。追撃のセリフは「休みの日とか1人で何してるの?」「暇じゃない?」「寂しくない?」などです。
余計なお世話だよ!と思うのですが、そこはグッとこらえるのが大人のルール。笑顔で「溜まった家事をして、1週間分のお弁当のおかずを作り置きして、あとはゲームしてるよ」と答えていました。
友人の「困る」発言
1人暮らしを謳歌していたある日のこと。数ヶ月以上連絡を取っていなかった高校の友人から”結婚が決まった”とLINEが届きました。
彼女は何年も結婚相手を探しており、私も合コンをセッティングする程度には仲が良かった女性です。しかし、私をサラッとディスったのはこの友人でした。
そっちはどうなの?
結婚を切望していた友人の報告に、私はお祝いの言葉を返信しました。お相手の年齢や住まい、知り合った場所などを質問し、しばらくは友人のノロケ話をLINEで読むことに。しかしそんな会話が一通り終わった後……出るんですよね。「そっちはどうなの?再婚しないの?」という、いつもの質問が。
それまで彼女から来るLINEは、「いい人いたら紹介して」「彼氏できた!順調だよ!」という、”彼女側”の内容ばかりだったのに、自分の結婚が決まったらこちらの詮索をしてくるのです。もちろん友人に悪気はないでしょう。しかし、あまりいい気分はしませんでした。
ディスり発言
友人のディスり発言は、そんな会話の最後にやってきました。
「休みの日は家事とゲームしてる」と言った私に対し、友人は、「ゲームねぇ。それじゃ困っちゃうね。相手探さなきゃ」と返信してきたのです。
当時私は30代後半。友人の言葉の裏には”早く婚活しないと子ども産めなくなるよ”という意味が込められていたのだと思います。しかし、その時すでに”子どもはいらない”という気持ちが強かった私は、その言葉に大きなショックを受けました。
私には私の価値観があって、それに基づいて生きているのです。しかし、友人はそんな私を「困る」と表現しました。「ありのままの自分を貫くと、世間には”困る”と認知されるのか」と感じた瞬間でした。
ちなみに今であれば、ゲームではなく以前ご紹介した趣味を答えていたと思いますけどね。
理解者はネットの中に
このように、アラフォー世代でも”結婚が幸せ・子どもを持つことが幸せ”という風潮はぬぐい切れないのが現実です。だからこそ、私のように周囲からの言葉でモヤモヤしたり落ち込んだりする人もいるでしょう。
そんな時は「価値観が合わない」と割り切るのが無難。この世のどこかに、あなたの理解者はきっといます。
ブログやTwitterで仲間を見つける
独身・子なし・専業主婦など、ふとした瞬間に後ろめたさや罪悪感がわき出る瞬間があるかもしれません。そんな時におすすめなのが、同じ立場の人のブログやTwitterを読むことです。
ネットには、あなたと同じように苦しむ人が多くいます。私も離婚当初、バツイチアラサー子なし女性のブログに勇気をもらった1人です。
また、HSPを自覚した後はTwitterの仲間にたくさん助けられました。現実に理解者がいなくとも、ネットを探せば仲間は山ほどいます。
何が悪いのか?
そもそも、私がバツイチ独身のゲーマーだからといって、友人にはなんの迷惑もかけていません。当時の私は落ち込んでしまいましたが、いま考えれば、私は自分の人生を自分の好きに生きているだけ。犯罪を犯しているわけでもあるまいし、一体何が悪いのでしょうか?
ゲームをしない友人に、ゲームの楽しさはわかりません。逆に友人が楽しいと感じることを、私が楽しめないケースもあるでしょう。
人の好みも生き方もそれぞれです。彼女とはもう連絡を取っていませんが、「価値観が違ったんだろう」と、今はスッキリしています。
アラフォーの独身子なしは「困る」のか?まとめ
この記事では、私が過去、高校の友人から「独身子なしゲーマーのままじゃ困る」とディスられた時のお話をしました。ゲーマだけでなく、独身や子なしなど、”そのままじゃダメ”という価値観を押し付けられて苦しんでいる方もいるでしょう。
ブログをはじめTwitterなどのSNSでは、同じように悩み、共感を求める人が大勢います。だからこそ、子なしの後ろめたさや罪悪感に押しつぶされそうになったり、周囲からの言葉にモヤモヤしたりすることがあったら、ネットをのぞいてみることをおすすめします。
可能であればあなた自身が発信することで、多くの共感者を得るきっかけにもなるでしょう。