衝撃を受けた毒親の言葉と反応

みお

こんにちは、みお(@miocatebig)です。
先日、新年の食事会を兼ねて母が我が家を訪問しました。
今回は、その時の毒親エピソードをお話します。

目次

嫌われている自覚がない毒親

ここ数年、母の話題は弟(母にとっては息子)の愚痴が中心です。それまでは同僚・友だち・再婚しない私に対する愚痴が多くありましたが、今はそれ以上に弟に不満を持っているように見えます。

弟の愚痴

先日は”弟がマンションの購入を母に一切相談しなかった”という話からスタートしました。母曰く、「普通はマンション購入を事前に親に伝え、同居をするのかしないのか相談する」らしいです。

まぁ、一般的な親子関係だったらそうするかもしれませんね。しかし、マンション購入の件を母に一切相談しなかった弟の気持ちが、私には痛いほど分かります。

毒親への不信感

そもそも弟が母に相談しなかったのは、これまでの母の言動のせいです。子どもに依存しなければ生きられない母は、常に子どもを支配し、子どもが思いどおりに動かなければ罵倒し、それでもダメなら「こんなに大切に育てたのに」と泣いて同情を誘います。呆れた子どもが背を向ければ、焦って親の愛を語り出す始末です。

そこには母が持つ、”自分の思いどおりに子どもを操作したい”という本心しか込められていません。

そんな母に相談したところで、母の希望しか返ってこないことを弟は理解しています。自分の意見を押し付けるだけの母に、何を相談しろと言うのでしょうか。

義務を果たすだけの子ども

そんな状況のため、私も弟も自立してからは義務感だけで母と会っています。弟に関しては、「孫の顔を見せなければいけない」という考えがあるようです。

しかし、毒親である母は子ども達のそんな心情に一切気づいていません。そのため、「相談がない・同居の話もない」などという愚痴が出てくるのです。

衝撃を受けた毒親の言葉と反応

私が衝撃を受けたのは、母が「そりゃあ、あの子がお父さんと同居したくないって気持ちはわかるのよ」と言った時でした。母は、弟がマンション購入の相談をしてこなかった原因が父(母にとっての夫)にあると思っているのです。

父という存在

父は、私が子どものころから家庭よりも仕事とお酒を優先する人でした。外面は良いですが、家のことはすべて母に任せており両親の仲も悪いです。そのため弟は、「父の面倒は見ない」と宣言するほど父に嫌悪感を抱いています。

しかし、弟がマンション購入の話を母に伝えなかった理由は父とは関係ありません。あくまでも、弟にとって”母が面倒で関わりたくない存在だから”なのです。

勘違いする毒親

”子どもに嫌われているのは父親だけ”と考えている母を見て、私は口をつぐみました。母は本気で”自分は子どもに嫌われていない”と思っているのです。

返事をしない私を不思議そうに見つめていた母は、「どうしたの?え?違う?」と声をかけてきました。違うと言うべきか、言わざるべきか。言ったところで理解してもらえないだろうし、最悪の場合は怒り出すかもしれません。母が不貞腐れて、面倒なことになっても困ります。

しかし考えた末、私は「違うと思う」と答えました。少しくらい本当のことを教えなければ、いつまでも母は勘違いし続けるのですから……。

驚く毒親

母は心の底から不思議だと言いたいようで、「なにが違うの?」と聞き返してきました。毒親の一番怖い所は、子どもに嫌われている自分を微塵も想像できないことかもしれません。

「弟はお母さんと同居したくないんだよ」と告げた私に対し、「え!?私!?」と心底驚いた母。まるで状況が理解できていない様子で、「どうして?」と聞き返してきました。「口出ししてくるからでしょ」と伝えても、意味が分からないとばかりに1人で「口出し?え?何が?え?」とブツブツ独り言をつぶやくのです。

最終的にはどうしても消化しきれなかったのか、それとも都合の悪いことには蓋をしたかったのか、まるで何事もなかったかのように再び弟の愚痴を語り始めました。

愕然とする娘

これまで私は、「いくら母でも、多少は子どもに疎んじられている認識があるだろう」と思ってました。しかし、母の様子を見ているとそんな考えはカケラもないようです。ここまで自覚がないなんて……。私は愕然としました。

今まで自分がどれほど子どもを苦しめ、傷つけてきたのか。私が必要最低限しか母に会わないのはどうしてなのか。弟が実家ではなく義実家にばかり遊びに行く理由はなんなのか。少し考えれば、「子どもは自分に会いたくないんだ」という答えに行きつくと思うのですが、母の辞書にはそんな言葉は掲載されていないようです。

ある意味幸せですよね。本人は会うたびに、「お母さんは不幸だ」と嘆いていますけれど……。

毒親にはどう対処する?

できることならば、私は自分の本心をすべて母にぶちまけてしまいたいです。

「私はアナタが嫌いで、アナタからLINEや電話が来るたびに動悸がする。今までアナタの言葉に散々傷つけられてきたのに、今さら頼られても迷惑なだけ。それでも育ててもらった恩があるから、仕方なく会っている」と。

しかしさすがに言葉にするわけにもいかず、今はただ、可能な限り母と距離を置きながら接している状態です。

それでも、どうしても限界がきたならば連絡を断ってしまうことも手段のひとつでしょう。実際に私は、母と3年間連絡を取らなかった時期があります。

自分を守るため、毒親の子はこうした対処も必要です。罪悪感を捨て、適切な対応ができるよう共にがんばりましょうね♪

最後までお読みいただきありがとうございました!
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