こんにちは。みお(@miocatebig)です。
今回は毒親と子なしのお話をします。
筆者は複数の理由から選択子なしとなりましたが、その過程で毒親である母に聞きたくもない言葉を多数投げられた経験があります。その言葉はどれも、母が母自身の幸せのために発したものであり、筆者を傷つけるものばかりです。
この記事では、筆者が毒親から浴びせられた言葉をご紹介するとともに、子なしは不幸なのか?という問いに対する筆者なりの答えをお伝えします。
筆者がDINKsとなった経緯はこちら↓
毒親の言葉4選
まずは、筆者が毒親から投げつけられた言葉の数々をご紹介します。
1.脅し
母は、”子どもがいないことへの恐怖”を筆者に植え付けようとしていました。たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 子どもがいないと将来不幸になる
- 旦那は先に亡くなる可能性があるから子どもが必要だ
- 子どもがいなければ老後1人になってしまう
- 友だちなんていつか離れて孤独になってしまう
これらは、筆者が20代のころから10年近く聞き続けた言葉です。母は、子どもがいないことに対するデメリットやリスクを挙げ、どうにかして筆者に出産をさせようと必死な様子でした。
2.子どもの素晴らしさを強調する
子なしのデメリットを語っても筆者が耳を貸さないと知ると、今度は子どもがいることの素晴らしさを強調し始めた母。
- 子はかすがいって本当よ
- 子どもがいなければ得られない幸せがある
- お母さんは本当に子どもを産んで良かったと思っている
- 子どもは人生の生きがいになる
子ありのメリットをいくら語られたところで、自ら子なしを選んだ筆者の心にはまったく響かないのですけれどね……。
3.母の愛を押し付ける
「お母さんは貴女のことが心配なの」という、愛情の押し売りも母の常套句でした。筆者が「子どもがいなくても幸せに生きていけるから心配する必要はない」と返答しても、「今は若いから気付いていないだけ。お母さんの年齢になれば分かる」などと譲りませんでした。
母は頻繁に「子どもを産めば親の気持ちも分かる」「親の言う事を聞いておかなければ後悔する」と口にします。筆者としては、「毒親の気持ちなど分かりたくもない」という気持ちでいっぱいでした。
4.罪悪感に訴える
「〇〇さんに孫が生まれて幸せそう」というジャブから、「貴女のことが心配で夜も眠れないの」という重めの言葉まで、母は筆者に対し罪悪感を抱かせる戦法も取り入れてきました。おかげで親孝行ができない自分に対し、否定的な感情を持ったこともあります。
しかし、親のために自分の気持ちを殺して子どもを産んでも、子どもを幸せにできるかどうか分かりません。それどころか、自分が不幸になる可能性すらあるのです。1つの命を生み育てる重要な仕事を、自分の意に背いてまで実行などできません。
子どもがすべての毒親
上記でご紹介した毒親の言葉は、母が娘(筆者)に依存しているからこそ発せられる内容ばかりです。母が自分で自分の幸せを見出していれば、「子どもがいないと将来不幸になる」「子どもが生きがい」などという言葉は出てこないでしょう。
つまり母は、”子なしの娘を持ちたくない・孫を可愛がりたい”という母自身の要求を満たすために、筆者に子どもを強要していたのです。そんな母のために出産を検討するなど、筆者には到底無理な話しでした。
また、母の発言は”自分の老後の面倒を見てもらうために子どもが必要”と受け取れる内容です。もちろん筆者も、子なしとして生きる上で将来の不安はあります。しかし、将来の不安を解消するために子どもを産むなど嫌悪感しかありませんでした。
子なしも幸せ
毒親から、長きにわたり子なしの件で責められてきた筆者。しかし43歳も目前となった今、子なしの人生は充分に幸せで楽しいものだと感じています。
筆者の場合、子なしのメリットは大きいです。
- 仕事や家事を終えた夜の数時間は自分の趣味を楽しめる
- 苦手な人付き合いが増える心配がない
- 旦那が急に会社員を辞めてもどうにか生きている
- 家の中に物が増えない
- 朝ゆっくり寝ていられる
これらの要素は、自分のストレスを減らし心の余裕を増やす要因でもあります。自分らしく穏やかに生きるため、必要不可欠です。
筆者の場合、HSPという気質のせいで1人の時間が必須であり、静かでスッキリとした部屋も重要になります。これらは子どもがいれば失う可能性が高いため、自分には子なしの人生が合っているのだと痛感中です。
子なしとして生きる以上、親からのプレッシャーや周囲の目、世間への罪悪感など、後ろめたい気持ちになることもあるでしょう。しかし、子なしは不幸ではありません。自分の人生を思う通りに生きれば、きっと幸せをつかめます。
子なしは不幸?毒親の言い分と筆者の答えまとめ
この記事では、筆者が毒親から浴びせられた言葉をご紹介するとともに、子なしは不幸なのか?という問いに対する答えをお伝えしました。実の親だけでなく、義理の親や親族、友人、知人から子どもに関する圧力を感じる子なしさんは多いでしょう。
しかし、周囲の意見や視線など気にする必要はありません。あなたはあなたらしく、子なしの人生を謳歌すればいいのです。筆者も悲しみや苦悩を体験した上で、今では「周囲の意見に引っ張られて子どもを作らなくてよかった」と思っています。自分の時間と愛猫と過ごす癒しの時間が、何よりの幸せです。