こんにちは、みお(@miocatebig)です。
今回はHSPのお話をします。
HSPを自覚した結果、「生きづらさの答えが出て心が軽くなった」と感じる方は多いのではないでしょうか。一方で、「何も変わらない」「どうしていいのかわからない」と悩み続ける方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、HSPを自覚した筆者の心境の変化と、意識するようになった行動や考え方についてご紹介します。
※HSPってなに?という方は過去記事をご覧ください↓
HSP自覚後の心境の変化
HSPを自覚するとどのような心境の変化があるのか。まずは筆者の経験談をご紹介します。
ダメ人間のレッテルがはがれる
HSPを自覚して変化したもの。それは、自分が自分に対して貼っていたダメ人間のレッテルです。
これまでは生きづらさの理由を”内向的で臆病な性格のせい”だと考え、「他の人にはできるのに自分にはできない」と、自身にダメ人間のレッテルを貼っていました。
しかし、HSPは生まれ持った気質であり、その原因は脳だと知り、「甘えではない」「自分はダメ人間ではない」と思考を変化させることがでたのです。
自責の念の減少
HSPは自分を責めてしまう傾向が強いです。力不足な自分を追い込んだり、小さなミスで自己評価を下げたりするケースもあります。
しかし筆者はHSPを自覚して以降、自責の念が減少しました。それは「ここまでは自分でできる。でもこの先はムリ」という線引きが上手く行えるようになったためでしょう。線引きが出来るようになった理由は、自分が思っているほど世間は他人の言動やミスを気にしていないと気付いたおかげです。
神経質なHSP気質を自覚し、出来ないことを自分のせいにして責めるのはやめようと思えるようになりました。
強度の内向型HSPが日常生活で意識しているポイント5選
HSPと気づいたら、ストレスを避ける手段や解消するためのセルフケアが大切です。こちらでは、HSPを自覚した筆者が普段から意識している5つのポイントをご紹介します。
1.誘いを断る
筆者の場合、HSPを自覚するまでは気が進まないお誘いも断ることができませんでした。「せっかく誘ってくれたから」「仲良くしてくれてるから」という罪悪感があったためです。
しかし今は、気分が乗らない誘いは断るようにしています。コロナ禍の影響でそもそも誘い自体がゼロに近いのですが、それでもランチのお誘い程度はチラホラあります。そんなお誘いを、最近はすんなりとお断りできるようになりました。
相手のことが嫌いなわけでも、会いたくないわけでもありません。もちろん断ることへの罪悪感もありますし、断り続ければそのうち誘いも来なくなるでしょう。それでもHSPは、自分の心に正直になって交友関係を絞ることも必要です。
2.意識的に1人になる
五感が敏感なHSPは、音や光、においなどに過剰な反応を示します。そのため1人になれる時間が必要なケースも多いです。
自宅に1人でいられる部屋があるようなら、静かな部屋で自由な時間を過ごすと良いでしょう。また、育てている花や観葉植物に水をあげながらボーっとする時間も疲労回復におすすめです。
どうしても1人になるのが難しい場合は、お風呂で深呼吸するなど自分の空間が作れる瞬間を意識することが重要。たった数分でも、脳と心を休ませる時間を作りましょう。
3.疲れたら寝る
HSPにはロングスイーパーが多いと言われています。これは、脳が刺激に対して過剰に反応し、疲れやすいことが原因です。また、”小さな音やかすかな光が気になり眠りが浅くなる・布団に入ると悩みごとが頭に浮かび寝つけない”など、睡眠の質が悪い点も理由のひとつでしょう。
そのため、眠れる時は眠るよう心がけることが重要。脳がいつもフル稼働しているHSPは、仕事の休憩時間に机に突っ伏して仮眠をとるなど、意識的に睡眠時間を確保する必要があると覚えておきましょう。
4.体を動かす
脳が疲れていても、身体に疲労が溜まっていなければ寝つきは悪くなります。そのため、軽い運動や筋トレ、柔軟体操を習慣化するのもおすすめ。
※筆者は室内用トランポリンで運動しています↓
気候が穏やかな日は短時間の散歩をするなど、何も考えずに景色を楽しむのも効果的。家の中で1人になるのが難しい方は、散歩で自分の時間を確保するのも良いでしょう。
夜間の散歩におすすめのライト↓
5.お気に入りのグッズを揃える
自分の周りを居心地の良い空間にすることも重要です。HSPは周囲からさまざまな情報を過度に受け取ってしまう傾向があります。そのため、物の少ない部屋にしたりお気に入りの品を揃えたりするのがおすすめ。
筆者の場合、ブックエンドを好みの木製の商品に変える・テープカッターをオシャレなものにするなどの工夫をしています。
刺激に敏感なHSPは、こうしたセルフケアが重要です。できる範囲で実行してみてくださいね♪
内向型HSPの私が日常生活で意識しているポイントまとめ
この記事では、HSPを自覚した筆者の心境の変化と、日常生活で意識しているポイント5つをご紹介しました。HSP気質の方が自分を追い込まないためには、「できないものはできない」と割り切ることが重要です。
また、好きなこと・好きな物に意識を向け、心地良い空間と時間を作りだすのもおすすめ。交友関係を絞る・1人の時間を意識的に作るなど、刺激を受けにくい環境を模索し、ストレス軽減を心がけましょう。