こんにちは、みおです。
今回はWebライターとして働く上での注意点をお話します。
大人に人気の職業として、当ブログでも何度かご紹介しているWebライターというお仕事。未経験でも簡単にスタートできるため、興味のある方にはおすすめの職業です。一方で、Webライターならではの注意点も多く存在しており、遵守すべきルールもあります。
この記事では、Webライターとして仕事を受注する際、気をつけておかなければいけないポイントを解説します。”搾取”と言われるケースもあるため、これからWebライターを目指そうと考えている方は、後悔しないよう理解を深めておくと良いでしょう。
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案件を受注する際の注意点2つ
まずは、Webライターとして仕事を受注する際に注意すべきポイントを2つご紹介します。
悪徳案件もある
私は経験がありませんが、”せっかく採用された案件が実は悪徳案件だった”というケースもあるようです。
悪徳案件とは、
- 超低単価での募集
- LINEアカウントへの誘導(要するに営業)
- 仮払い前の納品の要求(※1)
などです。
(※1)仮払いとは、クライアントからの報酬をクラウドソーシングサイトが預かるシステムを指します。クラウドソーシングサイトでは、ライターは仮払い前に仕事を開始してはいけません。これは、クライアントからの報酬未払いを防ぐ対策です。しかし、仮払いをしないまま記事の納品を要求してくるクライアントも存在するようです。
悪徳案件を避けるポイントは、”提案前にクライアントの評価を確認する”こと。
クラウドソーシングサイトでは、ライターがクライアントを評価するシステムが設けられています(逆もしかり)評価方法はサイトごとに異なりますが、ライターの生の声が確認できるため悪徳案件の判断材料として利用しましょう。
Webライター初心者におすすめのクライアントの特徴には、
- 実績がある
- 評価が満点に近い
- 悪い評価コメントがない
などが挙げられます。
適切な単価に応募する
基本的に、文字単価が0.4円以下の案件はおすすめしません。なぜなら、文字単価0.4円以下の案件では、労働時間に対する報酬の額が割に合わないからです。
例えば文字単価0.4円を2,000文字執筆する場合、1記事あたりの報酬は800円です。初心者は執筆にかかる時間も長く、5時間を要した場合、時給はおよそ160円になります。同じ時間でも、文字単価が1円なら1記事2,000円。時給はおよそ400円です。
もちろん400円でも安いですが、執筆スピードは徐々に上がっていきます。5時間を2時間まで短縮できれば、時給は1,000円まで上昇するのです。しかし。これが文字単価0.4円ならやっと時給400円。さすがにやってられませんよね。
クラウドソーシングサイトには0.1円を下回る案件も多く見受けられるため、充分に注意してください。
執筆時の注意点3つ
無事に良案件をゲットした場合、Webライター側が最低限注意しなければいけない点もあります。この注意点を守らない場合、ライターとしての信用を失いかねません。
著作権に注意
著作権とは、著作物を作った人に与えられている権利です。著作物は、思想や感情を創作的に表現したものであり、それを侵害するのは違法です。そのためWebライターは多少なりとも著作権についての知識を習得する必要があります。
コピペは厳禁
Webライターは、情報をネットや書籍から収集して記事を書く頻度が高いです。その際、参考にしたWebサイトの文章を、そのままコピーしてはいけません。
文章を丸々コピーする行為は著作権の侵害にあたります。また、スパムと判断されGoogleなどからペナルティを課せられるケースもあるでしょう。
そのため、クライアント側も別サイトからのコピーに目を光らせているケースが多いです。既存サイトを参考にするのは問題ありませんが、執筆は自分自身の言葉で行いましょう。
誤情報に注意
膨大なサイトが存在するインターネット上には、誤った情報が掲載されているケースも少なからず存在します。誤情報や古い情報を鵜吞みにして執筆すれば、Webライターの信用問題にもなりかねません。執筆を行う際は、メーカーサイトや公式サイトなどの一次情報を参考にし、正しい情報を掲載するよう注意が必要です。
私は以前、3サイトにわたりまったく同じ誤情報が掲載されているのを確認しました。恐らくどこか1つのサイトが誤った情報を載せ、それを他の2サイトが参考にしたのでしょう。メーカーのサイトでは違う数値が掲載されていたため、個人ブログやウィキペデアの情報は「本当に正しいものか」を確認してから執筆することが重要です。
初心者Webライターの注意点まとめ
この記事では、Webライターが仕事を受注・執筆する際に気をつけるべきポイントをご紹介しました。仕事を探す際は、自分が不利になるような案件に応募しないことが重要です。
また、無事に仕事を得たあとは、著作権に注意し正しい情報を自らの言葉で執筆しましょう。コツコツ仕事を行いクライアントからの信頼をつかみ取れば、Webライターを本業とすることも夢ではありません。